【Flutter】firestore-ios-sdk-frameworksとFirebase各種ライブラリのバージョン対応表

背景

FlutterのCI環境を構築する際に、Firebase Firestoreを導入しているとpod installが異様に時間がかかってしまう問題がある。 この件は、firestore-ios-sdk-frameworksを導入することで解消することができる。 その手順は下記リンクが参考になる。

iOSビルドが遅い, cloud_firestoreビルドが遅い場合の対処法 ビルドを短くする方法 FlutterにCloud Firestoreを追加したら、pod installが永遠に終わらない件

ところが、「firestore-ios-sdk-framework」はバージョンによってはエラーが発生してしまうことがあり、うまくバージョンを指定してやる必要がある。 私が遭遇したのは下記のエラーで10.17.0以降で発生しているようだ。

github.com

Firestore以外のFirebase関連ライブラリを使用している場合、全てのバージョンを適切にそろえることがかなり大変だったので、バージョンの対応表を作成した。

firebase_ios_sdkと各種Flutterライブラリの対応表

drive.google.com

表の見方

cloud_firestore 4.14.0を使っている場合 cloud_forestore列の4.14.0に対応するfirebase_ios_sdkのバージョンは10.18.0だから、firestore-ios-sdk-frameworkに10.18.0を指定すればよいと分かる。

10.18.0でエラーが発生して10.15.0に変えたい場合は、10.15.0行の各種ライブラリのバージョンを指定してやればよいと分かる。